20141016_出張セミナー_山形県立山形西高等学校

【開催日】 2014年10月18日(土)9:00-14:00
【参加者】 高校生 33名(教員含む)、SA 13名

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山形県立山形西高等学校より理系進路選択の一助として研究室見学、出張セミナー、座談会開催の依頼を受け、SAが研究室案内と講演を行いました。午前に3班に分かれ3つの研究室を訪問し、午後は、森岡真代さんが「天文女子にいたるまで」というタイトルで講演し、つづいて石川玲美さんが「工学がリハビリを変える!?~医工学に魅せられて~」というタイトルで講演しました。その後、高校生とSAの座談会の実施を行いました。

参加したSAの感想

  • 今回、初めて出張セミナーで講演を行ってきました。高校生に研究内容を分かりやすく説明するのは難しかったのですが、高校生がうなずきながら熱心に聞いてくれてとても嬉しかったです。今回の出張セミナーで工学に興味がある高校生が増えてくれることを期待しています。
  • 長時間自分の研究室で1人で案内するという経験がなかったため、不安がありましたが、高校生の反応をみながら、お話しすることが出来たかと思います。高校生にとって有意義な時間になっていればと思います。高校生が、考えてきてくれたであろう質問や、先生からも質問をいただけて嬉しかったです。またSAの方の発表を聞き、なかなか自分で自分の今までを振り返ってきたことはないので、理系科目が苦手だった自分の視点からも、何かお話し出来るかなと思いました。
  • 今回初めて、自分の専門外の人を相手に研究内容を発表する、という経験をすることで、多くの人に自分の研究を理解してもらうためにはどのように説明すればよいか、をしっかり考えるよい機会となった。日常では普通に使っている用語でも、知らない人にとっては誤解を招きやすいということにも気がつくことができた。また、座談会で話した高校生が、自分と同じ分野に興味を持っていたので嬉しかった。興味の方向は同じでも自分が高校生のときとは置かれている環境が違ったので、大学選びや職業選択において着眼点が違ってくることも感じられて、視野が広がったと感じた。
  • 今回の山形西高セミナーでは初めて研究室見学を担当しました。大学ではどのようなことをやっているのか、短い時間で高校生たちに説明するのは大変でしたが、機械を動かしたり観察してもらったりと実際に体験してもらうことで大学の研究室を身近に感じてもらえたのではないかと思います。
  • 私の研究室は化学・バイオ系に所属しながらも、その研究内容は高校の物理の延長線にあります。高校1年生ということで、実験器具などを中心に研究内容を紹介しましたが、「化学」の中にたくさんの分野が含まれていることを伝えることができたと思います。座談会では、「やりたいこと」と「進学先」のマッチングを中心にお話しました。

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