日本ユネスコ国内委員会との協力のもと11月17日より、2015年「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」と、「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞―特別賞」の募集を開始いたしました。2005年に創設された同賞は、将来を担う日本の若手女性科学者が、国内の教育・研究機関において、今後も研究活動を継続できるよう奨励することを目的としたものです。詳しい内容、お申し込み方法、お問い合わせは日本ロレルHPをご参照ください。
日本奨励賞は、将来を担う日本の若手女性科学者が、国内の教育・研究機関において今後も研究活動を継続できるよう、奨励することを目的としております。生命科学、物質科学の分野で、博士後期課程に在籍あるいは、博士後期課程に進学予定の若手女性科学者を対象に、各分野からそれぞれ原則1年2件(2名)、計4件(4名)を選考し、受賞者に賞状および、奨学金100万円を贈呈します。これまでに36名の女性科学者が受賞し、研究費の更なる取得、海外留学をはじめ、出産を経て家庭と両立しながら研究を継続するなど、それぞれにご活躍されております。
またこの度、ロレアルグループ本社(パリ)が新設した「ロレアル-ユネスコ女性科学賞―国際新人賞」の2016年度の候補者として2015年度 日本奨励賞の受賞者から1名を選考委員会が選出します。各国から選出された候補者から、生命科学、物理、化学、工学、数学の分野で世界的に評価されるトップ 15名の若手女性科学者に賞金約200万円が贈呈されます。
特別賞は、自薦、他薦ともに可能となっており、科学の分野で実績のある個人または、次世代育成などにおいて積極的な活動を推進している個人または企業・団体・学校を表彰します。ご参考までに、これまで、東北大学「サイエンス・エンジェル」(2011)、茨城県立水戸第二高等学校(2012)、WHO(世界保健機関)メディカルオフィサー・進藤奈邦子氏(2014)が受賞しております。