【報告】出張セミナー 仙台白百合学園中学・高等学校(2016/3/9開催)

【開催日】 2016年3月9日(水)11:00‐12:50
【場 所】 仙台白百合学園中学・高等学校(仙台市)

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中学3年生を対象として講演(40分)と質疑応答を行い、大学で理系を選択した際の学習や研究について話をすることで、大学入学後のイメージを形成してもらいました。生徒92名に加えて教員6名が参加しました。

参加したSAの感想

  • 今年も母校で出張セミナーをさせていただくことができ、大変うれしく思います。文系に進む生徒が圧倒的に多い高校なので、科学の楽しさや進路にいろいろな選択肢があることを少しでも感じてもらえたらと思い、お話しさせていただきました。真剣に講演を聞いている様子や講演終了後のたくさんの質問も、大変嬉しく、今後の研究活動の励みになりました。今回のセミナーの関係者の皆様に感謝申し上げます。
  • 40分という長時間の発表を中学三年生に対して行う、という経験は初めてのことで不安があった。中学三年生にも分かるように研究内容や専門用語を噛み砕き、かつ冗長にならないように発表の構成を考えるのはとても難しく、また発表練習の時は内容が不足過ぎて15分で発表が終わってしまうなど、様々な点で苦心した。しかし、自分の発表を時には笑い、時には真剣にメモを取る中学三年生の姿に、発表が終わった時は達成感が得られた。

参加者の声

  • 今回のお話は理系に進みたいと思う私にとって、とても役に立ちそうなことばかりでした。主に印象に残っているところは、研究の話です。2人 とも細かいものの話で、とても難しく感じ、知識が少ない私には、内容はあまりよくわかりませんでした。そのような難しい問題を自分で探し、疑問のため、 テーマのための実験を考え、結果も安定させるために、何度も繰り返して・・・。「研究の大変なところは、試行錯誤の連続」と言っていましたが、一言に試行 錯誤といっても、とても大変そうだなと感じました。理系の大学では、こんなに難しいことをやるのかと驚き、自分にはできそうにないと感じました。しかし、 たんぱくと水の関係やUVに強い植物を作り、シロイヌナズナの宇宙実験など、実験は面白そうに感じ、一つのことを追及していく憧れも感じました。何かを極めていくには、思いもしないような厳しいことも待っていることが改めて実感できました。「今のうちに必要な学力をつけておいて欲しい」と1人の先輩がおっしゃっていたが、今のうちにできることを積んで、自分を磨くようにしたいと思いました。高校でも、この講演会のことを頭に入れて、生活を送れるようにしたいです。

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