【報告】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2016 「SAと学ぼう!」「ちくちく縫ってLEDが光る小物作り」(16/07/17開催)

【開催日】 2016年7月17日(日)10:00-15:30
【会 場】 カタールサイエンスキャンパスホール(青葉山キャンパス)
【参加者】 イベント参加者 33名(SAと学ぼう!)、61名(ちくちく縫ってLEDが光る小物作り)
            SA 20名、センター 1名、ALicE 1名

   

   
理系女子大学院生である東北大学サイエンス・エンジェル(SA)が小学校5年生から中学校3年を対象に科学体験プログラム「SAと学ぼう!」を実施しました。参加者は1グループ5、6名程度から構成される3グループに分かれ、1名のSAとともに3つのブース「てこの原理でロケットを飛ばそう!」「カラフル燃料電池をつくろう!」「”変な形“の面積を求めよう!」を回りました。各ブースは2名のSAが担当し、てこの原理や燃料電池の仕組み、公式では求められない形の面積の計算等について説明しました。

また、工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)と東北大学サイエンス・エンジェルによる科学体験プログラム「ちくちく縫ってLEDが光る小物作り」も同時開催しました。導電性(電気を通す素材)の糸をちくちく縫うことでLEDがぴかぴか光るように配線し、布やいろいろなデコレーション素材を使って、可愛い自分だけのオリジナル作品を作りました。本プログラムは、サイエンスデイAWARD「将来の科学者になって欲しいで賞」と「心に鮮やかインプレッ賞」を受賞しました。

参加したSAの感想

  • 紫キャベツの燃料電池のテーマで、幅広い年齢層を相手に溶液の色が変化する原理を説明するのは難しかったが、それなりに納得して帰ってもらえたようでよかった。 当日、予定を変更してテスターを使った燃料電池の電圧測定を行ったが、単三電池何個分の充電ができたのか目に見えてわかったようでとても効果的だった。数字にして示すことは思っていたよりも興味を惹くものなのだと驚いた。
  • LEDが光った瞬間の子ども達の喜ぶ顔を見ることができたことが、今回のSA活動の何よりの収穫でした。親御さんにもとても感謝されて、こんなに気持ちのいい素晴らしい活動は、これからもずっと続けていくべきであると強く思いました。

リンク

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