【報告】母校出張セミナー 宇都宮海星女子学院中学校・高等学校(2016/7/19開催)

【開催日】 2016年7月19日(火) 15:50‐16:30

 

SAの母校である宇都宮海星女子学院中学校・高等学校にて、東北大学や研究の紹介、進路選択などについて講演を行い、講演終了後は、希望者と座談会を行いました。中学3年~高校2年の生徒(約120名)が参加しました。

参加したSAの感想

  • 前年度参加した他校の出張セミナー(理数系コース向け)とは違い全生徒が対象であり、中学3年~高校2年までと対象学年も広かったことなどから、研究紹介の仕方には苦労しました。イラストを利用し視覚的な情報を加えるなどしてより分かりやすい説明になるよう努めました。
    母校への訪問では、卒業生ということで身近に感じてもらえること、高校の特徴を理解した上で講演するためより効果的なアドバイスができることなど、多くのメリットを感じました。生徒が必要としているような情報をよりピンポイントで講演に盛り込むことができると思います。
    在学時は意識していませんでしたが、大学の友人等から高校時代の話を聞き、学校により進路指導の方針や生徒の進路選択の傾向はかなり異なると知りました。特に私の母校では理系学部への進学を希望する生徒は少なく、大学院に進学する卒業生も非常に限られています。ロールモデルも少なく、大学で科学を学び研究するということに対して具体的にイメージしにくいことも一因かもしれません。(私自身もそうでした。)
    科学や研究の魅力を広めるという面から考えると、理系選択の生徒に対しより詳細な情報を提供する講演に加え、今回のように、理系学部への進学や研究に関する理解を深め、進路を考える上で選択肢に入れるきっかけになるような講演も大切なのではないかと感じました。