【報告】サイエンスアゴラ2016への出展

【開催日】 2016年11月6日(日)10:30-12:00
【会 場】 日本科学未来館(東京・お台場)1階アゴラステージ

   

サイエンスアゴラ2016において、「理系女子を増やすためには:東北大生が思うこと 」と題してトークセッションを行いました。「理系女子を増やす」というテーマのもと、3名のSAが各々15分程度で3つのトーク(「理系職業の魅力を知る」、「高校生の時に実践的な科学を経験する」、「暮らしの中のサイエンスに気づく」)を行い、参加者に問題提起し、その後にディスカッションを行いました。副センター長である大隅典子教授(医学系研究科)もセッションに参加しました。

参加したSAの感想

  • 通常のSA活動では女子高校生と話す機会がほとんどなので、教育関係者や男性の方と理系女子を取り巻く環境や高校生の進路選択に係わる教育環境についてディスカッションできたのは非常に良い機会だった。SA活動の意義を再確認できたことと、女子高校生に対するアプローチだけでなく、地元企業や親世代を巻き込んでの活動も必要なのではないかと感じた。
  • 今回の企画には主に教育関係者や企業の方が参加してくださり、それぞれの現場が抱える「理系女子を増やす」ための課題や取り組み、その限界などを多様な角度から学ぶことができました。参加者からは、文理選択の時期が早すぎるといった社会的課題や、実験教室や課題研究は理系への興味につながっているが、教員自らが実施することは難しいといった声が挙げられ、サイエンス・エンジェル活動が持つ意義を確認するとともに、自分にできることを改めて考える機会となりました。
  • 来場者は対象としていた女子高校生ではなく、教育関係者が多かった。そのため話している内容も教育関係者の方には少し物足りなかったかもしれないが、その代わり私たちサイエンス・エンジェルは普段とは違う視点からの貴重な意見をたくさんいただくことができ、とても勉強になった。

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