【報告】MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生と東北大学サイエンス・エンジェルによる科学体験プログラム(2017/7/1開催)

【日  時】 2017年7月1日(土)10:00 ~ 12:30
【会  場】 東北大学金属材料研究所 1号館 講堂(片平キャンパス)
【対  象】 小学4年生~中学3年生 (保護者同伴可)定員40名 無料
【ポスター】 詳細は、こちら(PDF)から

内容

MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生6名と東北大学サイエンス・エンジェル(SA)7名による科学体験プログラムを開催しました。東北大学男女共同参画推進センターの瀬戸助手の司会進行のもと、マサチューセッツ工科大学 MISTI/MIT Japan Program Manager クリスティーン・ピルカベージ氏より開会挨拶をいただきました。その後、コンピュータアルゴリズムに関するアクティビティを子供達と行い、活発な質疑応答も行われました。

参加SAの声

  • はじめての企画でコアメンバーをさせていただいたということもあり進行についてかなり不安に思っていましたが、MIT・SA・子供たちの力をかりて無事に終えることができました。子供たちに喜んでもらえたことが大きな達成感につながりました。
  • 今回MIT-Japanプログラムに参加して率直に楽しかったです。専攻の異なるサイエンスエンジェルやMITの学生と交流できたこと、科学イベントで子どもたちの笑顔を見れたこと、原点に戻り科学の楽しさを実感できたことなど、プラスの要素が大きい活動でした。科学イベントに携わる経験は初めてだったため、多少の不安はありましたが、参加してよかったと思います。次回はぜひコアメンバーとして今回の経験を生かしていきたいと思います。
  • 理系に興味のある小中学生が熱心に実験に取り組む姿が、数年前の自分の様子と重なりました。”なぜ、こうなるのだろう?”という純粋な疑問を持ち、対象をよく観察して”こうかもしれない”と仮説を立てる、科学の本質的な面白さを思い出しました。大学院生になり、忙しい日々の中で忘れかけていた大切な感情を思い出すことができました。
  • 表面張力のビデオについて、子供たちに理解できるか疑問に思っていましたが、分かりやすかったという声が多く驚きました。おそらく、面白い!楽しい!どうしてだろう?というような子供たちの興味を引き出すことが重要であり、それが私たちの担うべき役割なのだと感じました。分かりやすさを考えた丁寧な説明も大切ですが、子供の立場にたってどのようなプログラムだったら楽しいかを考えるよう、今後に活かしていきたいです。
  • 今回のプログラムを通して得られた最大のことは、「科学ってやっぱり楽しいな」と改めて感じることができたことです。修士課程に入り研究室での実験では、研究テーマや目的ばかりを意識してしまい、本来の科学の面白さを感じる機会はなかなかありません。実際に私が理系を志したのは、幼少期に科学イベントに参加して科学の魅力に引き込まれたためです。原点に返帰ることでより一層現在の研究にも注力しようと思うことができました。

参加者の声

  • キッチンにあるもので手軽にDNAがとれて、おもしろかったです。
  • 今まで、何も知らずにうがいをしていたけれど、それを今日と同じようにやったら、自分のDNAをとれることを知っておもしろかった。
  • これから大学に行くとき、理系はとてもたのしそうだなと思った。水の表面張力実験が楽しかった。
  • 最後の「機械学習」もとてもおもしろかったです。プログラミングがあのようにやるとは知らなかったです。またこのような機会があれば来てみたいです。とても楽しかったです。
  • ただ理科の勉強をするだけでなく、英語でも学ぶことができて良かったです。またこのような機会があれば参加したいと思います。
  • 理科について知ることができ、また英語の勉強にもなった。もっとこのようなプログラムを増やしてほしいです。
  • 知識について実際に「体験」して学ぶと、座学よりも理解がしやすかった。このようなイベントをこれからも体験していきたい。