【報告】第50回記念ガス展「東北大学サイエンス・エンジェルと作ろう!シュワシュワ・バスボム作り」(17/10/13-15開催)

【日  時】 2017年10月13日(金)- 15日(日)10:30-18:00 ※15日は16:00まで
【会  場】 仙台国際センター展示棟
【参加者】 イベント全体:3日間で約6万8千名、SA企画:3日間で349名(保護者等付き添い含まず)、SA15名、スタッフ2名

仙台市ガス局の主催による第50回記念ガス展にて、体験型科学イベント「東北大学サイエンス・エンジェルと作ろう!シュワシュワ・バスボム作り」を開催しました。当日は多くの親子連れ・子どもたちに来場いただき、重曹とクエン酸を混ぜて食用色素で着色したものを固めることで、お湯に入れるとクエン酸の酸性と重曹のアルカリ性が中和反応を起こして炭酸ガス(二酸化炭素)が発生するバスボム(入浴剤)を作ってもらいました。また、二酸化炭素が空気より重い性質を利用し、入浴剤を入れたバケツの水にシャボン玉を吹き込み、二酸化炭素の層があることでシャボン玉が水面に触れず宙に浮くという様子を観察してもらい、気体の性質について感じてもらいました。

参加者の声

  • 身近なもので作ることができてうれしかった
  • こんな楽しい機会をつくってくれてありがとうございます。お風呂に入れるのが楽しみです。
  • シャボン玉の浮く原理が面白かった
  • 家でもまた作ってみたいです!
  • 楽しみながら”不思議”を発見できるのが子どもにいい刺激になるなと思いました

参加SAの声

  • 小学低学年以下の小さい子供と久しぶりにふれあうことで、目新しい物へ興味を持つ純粋な気持ちを思い出しました。こういう身近な楽しい体験をきっかけに、理系分野に進む子達が1人でも増えたら良いなと思いました。
  • ただ入浴剤を作れた、シャボン玉が楽しかった、だけではなく「なんで固まるの?」「なんでシャボン玉が浮くの?」と疑問をもつ子が結構いて私も学ぶことが多かったです。また、運営する側としてもどうしたらスムーズにすすめられるか考えるよい機会でした。
  • お子さんがご家族と一緒なって一生懸命作成しているのを見て、私自身も楽しみながら活動に参加することができた。こうしたワークショップが家族内のコミュニケーションのきっかけになれば良いなと思った。
  • 原理を理解するのが難しかった子も、科学に興味を持ってもらえたり、実験って楽しいなと思ってもらえたりしたらいいなと感じた。初めは30分以内にシャボン玉実験まで終わらせることが難しかったが、改善点を見つけてSA同士で共有しながら行うことで、回を重ねるごとによりスムーズに進行できるようになっていったのが良かったと思う。
  • 普段の研究室生活を送っている中ではなかなか出会うことができない、同じ東北大学の様々な分野で学ぶ理系の大学院生と出会えたことが良かった。また、ほぼ初対面のメンバーだったが、全員が協力し合って一つの目標に向かって準備し、イベントを行うという場に参加できたことは貴重な経験になった。