【日 時】 2017年11月11日(土) 10:00 ~ 14:30 【会 場】 農学研究科総合研究棟および各研究室(東北大学青葉山新キャンパス)
















科学技術に対する理解を深め、理科への興味・関心を高めることにより、将来の科学技術の進展に対応する能力の育成や理系分野の進路選択の幅を広げることを目的とした「西高リケジョプロジェクト」の一環として、山形西高校の第1年時の理系希望生徒21名が本学に来校しました。山形西高校のOG2名を含む8名のサイエンス・エンジェルがそれぞれの研究内容や進路選択についてのショートプレゼンテーションを行った後、グループトークを行い、詳しい研究内容や入試制度・大学入試についてや、大学生活などについてより密な質疑応答を行いました。またサイエンス・エンジェルが所属する農学研究科の3研究室および植物実験フィールドの見学を通じ、参加した高校生に向けて研究生活の様子や本学の研究環境について伝えました。
参加した高校生の声
- 全体を通して、「もっと意欲的に学習したい!」と思いました。高校卒業後、大学へ行ってからどのような生活を送るのか、曖昧でよく分かっていませんでしたが、たくさん学ぶことができ、とてもためになりました。
- 今回初めて東北大学に来てみて、キャンパスの広さや建物など、大学の雰囲気に感動しました。また、講演や見学を通して、理系と一口に言っても、本当にたくさんの分野があって、自分はどの道に進むことになるのかは今はまだ分からないけれど、大学で学ぶことを想像して、少しワクワクしました。
- 自分の研究は、自分のやりたいことであり好きなことで、楽しく誇りを持っている感じが伝わり、とてもキラキラして見えました。私も自分がやりたいことを明確にしていくためにも、様々な分野を知っていくことで視野も広がり見つかると思うので、積極的にしていきたいと思った。
- 今回の訪問を通して、びっくりするようなことが本当にたくさんあって、とてもいい経験になったと思いました。また、サイエンス・エンジェルの方々といろんな話をさせていただいて、今まで以上に自分の進路について考えることができたし、東北大学に進学したいという気持ちもより強くなりました。
参加SAの声
- 出身校だったこともあり、とても楽しく有意義な活動となりました。自身がそうであったように、まだ受験や大学・学部の選択について具体化できていない様子が感じられ、私たちの経験談やアドバイスが少しでも彼女たちのためになればいいと感じました。今回の活動を通し、高校生の頃に抱いていた大学・研究に対する純粋な興味を思い出し、当時の気持ちを忘れずに今後の研究もより一層努力したいと感じました。今の高校生や当時の自分、ご指導いただいた恩師に恥じないよう研究に励み、残りの学生生活を過ごしていきたいです。
- 高校生の進路選択のお手伝いができてうれしく思う。自分の高校生当時にこのような機会があったなら、今とは少し違う進路選択になっていたような気がする。高校生の初々しい様子や、大学生活についての質問などから、大学生になったばかりのころの初心を取り戻すことができた。また、普段見ることのない他研究室の中の様子を見て、その分野ならではの設備や工夫点などを見学でき、貴重な体験になった。
- 高校生に対する自己紹介プレゼンでは、自分の研究を短時間にかつわかりやすく説明することが、思っていたよりも難しく、いい経験になりました。また、他のSAさんの発表の仕方やスライドのレイアウトも、プレゼンの参考にしていきたいと思うことが多々あり、勉強になりました。
- 高校生のみなさんとお話しすることができて、私も元気をもらいました。自分の高校時代や今までの人生を振り返ることができ、初心を忘れないことの大切さを改めて実感することができました。
- 初めての高校生向けの企画に参加し、さらに母校の高校生が来てくれたので大学生活から高校生活の話までできてよかった。研究室紹介では、一方的に説明するだけでなく、もっと楽しく、高校生の興味や関心を引き出せるような説明をすればよかったと思う。自分の研究内容を、高校生にもわかりやすくかみ砕いて説明することはこれまでになかったので、よい体験になった。また、自己紹介の準備をする中で、自分の高校時代の勉強や進路を選択したときの考えを振り返ることができた。
- 高校1年生のみなさんは、なかなか自分から質問をするのが、あの状況だと難しかったのかなというのが反省点です。事前に質問をいくつか紙に書いていただけるといいのかなと思いました。昼食時や研究室見学では、話しかけるとどんどん話してくれたので、少しアイスブレイクしてからグループトークをするという順番でも良いのかもしれません。
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