【報告】 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018に、東北大学サイエンス・エンジェルが出展しました。(2018/7/15開催)

【日  時】 2018年7月15日(日)午前の部 10:00-12:00/午後の部 13:30-15:30
【会  場】 東北大学カタールサイエンスキャンパスホール
【対  象】 小学校1年生~中学校3年生
【内  容】 詳細は、こちら(サイエンス・デイ2018 Web)から
【主  催】 特定非営利活動法人 natural science
【参加者数】 こもの編:46名、トートバッグ編:54名

東北大学サイエンス・エンジェル(東北大学男女共同参画推進センター)、東北大学工学研究科・工学部創造工学センター、工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)の共同で、針と糸を使った手芸感覚で電子工作が体験できるプログラムを開催しました。小学校低学年対象のプログラム「東北大学サイエンス・エンジェルとぴかぴか☆LED手芸 ~こもの編~ 」では、フェルトなどの布を使ったこもので、LEDがぴかぴか光る手芸を行いました。小学校低学年から中学生を対象のプログラム「東北大学サイエンス・エンジェルとぴかぴか☆LED手芸 ~トートバッグ編~ 」では、導電性(電気を通す性質)の糸をちくちく縫うことでLEDがぴかぴか光るように配線し、布やいろいろなデコレーション素材を使って、可愛い自分だけのオリジナルトートバッグを作りました。

参加SAの声

  • 子供たちの楽しそうな様子や笑顔の手伝いができ非常に良い経験になりました。子供たちはLEDが点灯したときは感動しているように見えたので、この経験が工作や科学への興味につながってくれたらうれしいです。
  • 子どものやりたい!こうしたい!の気持ちを壊さないように、自主性を消さないように、誘導する大切さを今回また改めて感じました。光ることにすごく喜んでもらえたため、親御さんと必死になって創り上げ光ったときの感動は忘れられません。
  • 活動を通して得たことは、科学を身近なものに感じてもらうことは非常に大変だと考えます。大学生で普通に考えていることを子供達に説明することは、自分が思っている以上に難しいものだということが解りました。さらに、私たちの自己紹介をするときも専門用語をいかに簡単に伝えることができるかということは難しいことにも気づきました。自分の理解が非常に重要なのだと考えました。また、子供の目線にたち考えることが出来ませんでした。子供の目線にたち物事を考えられるようになりたいと思います。
  • 小学生と実際に話をしたり、教えたりする中で、自分の伝えたいことを小学生でも分かりやすく伝える難しさを感じました。また、小学2,3年生という低学年の子でも、LEDが光らなかった時に、なぜ光らないのかを自分なりに考えてくれていて、自分も分からないことを積極的に考えていきたいと思った。
  • 子供達の中には、去年に引き続き参加してくれている子も多く、今回のような科学イベントは子供達にとって強く印象に残るものだということがわかった。また、休憩中には自分と全く分野の異なるSAとも交流ができ、お互いの研究内容を話すなど有意義な時間となった。
  •  コアメンバーを務めさせてもらったこともあり、多くの体験をすることができましたが、主に活動を通して得たことは2つあります。一つ目は科学イベントを通してこどもたちに伝える(体験してもらう)ことの喜びです。針と糸を今まで全く使ったことのない子どもたちも、苦労したりSAや親御さんのサポートを得ながらも、集中して取り組んでいました。また、それぞれ自分のLEDトートバッグを完成させられて嬉しそうでした。子どもたちのいきいきとした表情を見ることができ、充足感がわきました。二つ目は、他のSAとの交流です。大学院では女子率が低く、普段の授業では女子学生とあまり会うことができません。今回のイベントで、専門分野のことや授業のことなどについて話したり、たわいもない会話をしたりするのが新鮮で、楽しかったです。さらにイベントを協力して成し遂げることで、以前より一体感が生まれた気もしています。

参加者の声

  • いがいとむずかしくて大変だったけれど、とても作品がかわいくなって楽しかったし、おもしろかったです。
  • エンジェルのお姉さん方の説明がわかりやすく、楽しく工作できてよかったです。
  • デコレーションが楽しかったです。また参加したいです。
  • Eテレのガールズのクラフトという番組が大好きで、しかも今回はLEDのことも学べて、とてもいい経験になりました。どうもありがとうございました。
  • 導電性糸、ボタン電池、電池ケース、LEDで電気がつくのがすごいと思いました。
  • 手芸が難しかったですが、楽しかった!電気がついたとき、ほっとした。
  • 電子だけでなく、家庭科もいっしょにやれて良かった。一人ひとりが自由なデザインでつくれた。電子についてよく知りたいと思った。
  • ライトがつくと、本当に電気が通っているのだなと実感することができました。
  • 糸と電池を使ってスナップでとめることで回路がつながり、電気が通るしくみがすごいなと思いました。
  • 久々の手芸で少し難しかったけれど、上手にできてとてもうれしかったです。サイエンス・エンジェルのお姉さんがとても優しかったです。