【報告】楽しい理科のはなし2018「サイエンス・エンジェルと学ぼう~科学のふしぎ~」(2018/8/23開催)

【開催日】 2018年8月23日(木)10:30-17:30
【会 場】 東京エレクトロンホール宮城 6階 

河北新報社、東京エレクトロン宮城の主催による「楽しい理科のはなし2018~不思議の箱を開けよう~」に、サイエンス・エンジェル(SA)が出展しました。今回は、「オレンジパワーのひ・み・つ」「カラフル人工いくらを作ろう」「LEDってなんだろう?」「けんびきょうをのぞこう」の4つの体験ブースを実施しました。「オレンジパワーのひ・み・つ」では、オレンジオイルで発砲スチロールを溶かし、オリジナルのスタンプを作りました。「カラフル人工いくらを作ろう」では、乳酸カルシウム水溶液にアルギン酸ナトリウム水溶液をたらしてピンクや水色のカラフルないくらを、「LEDってなんだろう?」では、LEDカードと銅箔テープを使って「ピカピカ✨光るLEDカード」を作りました。「けんびきょうをのぞこう」では、ミジンコとまるミジンコを顕微鏡で観察しました。当日は、約500名の子供達が参加し、沢山の科学のふしぎを体験しました。

参加したSAの振り返り

  • 今回感じたのは、普段接する機会の少ない人たちと触れ合うことで自分自身の成長につながるということです。いかに子供たちに分かりやすく噛み砕いた説明をできるか、というのは、他分野の大学院生に説明するのよりも当たり前だけどとても難しくて、自分の中にきちんとした基礎知識がなければなりませんでした。基礎知識をインプットし、分かりやすくアウトプットするということの重要さを再確認できました。
  • 2回目の科学イベントだったので、少し子どもたちとの接し方に慣れ、前回より丁寧に説明できたと思います。簡単な実験でしたがスチロールが溶ける原理に興味を持ってくれて、質問してくれた子もいたので嬉しかったです。
  • 予想以上に盛況で、無事人数をさばくことが出来てホッとしました。人工いくらはお子さんだけでなく、中には親御さんも楽しんで参加される方がおり、原理は分かってはいるがやっぱり不思議だなと感じてしまうところに魅力があると感じました。ブースを開ける前に瓶の中にアルギン酸ナトリウムを入れておいたために出だしがスムーズな運びになったと思います。
  • 子どもたちや親御さんまで、顕微鏡を覗いて「見えた!」と言ってくれる時の笑顔が本当に輝いていて、長時間でしたがエネルギーをたくさんもらって1日乗り切ることができました。子どもたちは、「この動いてるところが心臓?」などなど私たちも気づかないようないろんな発見をしてくれて驚きました。妥協なしの子どもたち相手に、頭を悩ませる質問もありましたが、こういった気づきに対してちゃんと納得してもらえるように回答できる人になりたいなと思いました。たくさんの子どもたちにミジンコの可愛さや不思議さが伝わったのかなと思います。とっても楽しかったです!
  • 小さな子ども相手に顕微鏡を見せたことはなかったので、子どもにとっては顕微鏡を見ることが既に難しかったりして、思わぬところが大変だったと思います。(両目でみるのが難しくて片目でみようとしたり。)ですが、初めての“顕微鏡でのぞく”体験をそばで見守ることはとても面白いものでした。「キャーッ!見て!すごいよ!」と私や家族にキラキラした目で感動を伝えてくれる姿はいつもの研究生活では全く得難いもので、私自身も嬉しくなるものでした。

参加者の声

  • すごく楽しかったので、もう一度来たいです!光のカードを作るのが一番楽しかったです。
  • 人工いくらが楽しかった。うまくスタンプができてよかった。
  • ミジンコ、ちっちゃくてかわいかった。
  • いろんなことを知れて勉強になりました。
  • いろんなことができてすごいと思った。
  • ぜんぶが楽しかったです。ありがとうございました。

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