【開催日】 2018年8月28日(木)14:10-15:30 【会 場】 東北大学川内北キャンパス講義棟C棟




山形東高等学校の探求型学習「山東探求塾」の一環として、高校生約270名を対象に東北大学訪問・座談会が開催されました。今回は、サイエンス・エンジェル7名が座談会に参加し、大学生活と専門分野の研究について説明し、質疑応答を行いました。
参加したSAの振り返り
- 自分の研究について話をしたのですが、高校生が理解できるレベルでお話をする経験ができました。
- 質問が出なくても相手が欲しいと思われる情報(高校1年生だから文理選択の話など?)を推測して分かりやすく話すのが大事だな、と思いました。相手の反応を見てフレキシブルに話す内容を決めるスキルが重要だと思いました。
- 質問が多かったのは高校生の授業と大学の授業の違いやサークルと部活の違いなどでしたので、大学生活のイメージがなかなかつきずらいのかなと思いました。高校生活と比較して教えてあげると、イメージがつきやすくなり大学生活はすごい自由だけど自分でいろいろ決めることが増えると実感してくれたようでした。また、最初の雰囲気も質問しやすいように温めてあげることも大事であると思いました。
- 私たちが受験生だった頃はもう何年も前の話になってしまっていて、教育課程が変わっていたり入試制度が変わっていたり、今の高校生事情もいろいろと変化しているんだろうなと思いました。私たちの頃の話を体験談として話すのはそういった点でも難しかったですが、不変的であろう「東北大学の良さ・理系の楽しさ」を伝えられるように努めました。また、生物・物理の選択で迷っている生徒さんが「生物がやりたいけど物理の方が点が取りやすいと塾の先生に言われて」という話をしてくれました。その時に一緒に担当していたSAさんが「好きに敵うものはないよ」と話していたのが印象的でした。私は「好き」を選び続けて大学院まで来ましたが、それを良いと言ってくれる人がいて、私の方が励まされました(笑)自分の生活に対しても前向きに頑張りたいなと思います。