【報告】第2回スキルアップセミナー「英語科学論文の書き方と英語プレゼンテーションのコツ(2日コース)」(2018/10/31-11/1開催)

【日  時】 1日目 10月31日(水)15:00~17:00 / 2日目 11月1日(木)10:00~12:00
【会  場】 片平北門会館 エスパス(片平キャンパス)
【対   象】 学部学生、大学院生、若手研究者、その他教職員
【ポスター】  ポスターは、こちら(PDF)から。
【参加人数】  2日間合計51名(関係者含む)(1日目:33名、2日目:18名)

東北大学の「杜の都女性研究者エンパワーメント推進事業」では、研究環境のダイバーシティを高め、優れた研究成果の創出につなげるために、次世代の女性研究者育成と女性研究者の研究力向上のための取組を支援しています。昨年度に引き続き、今年度も長年英語論文の校閲に携わり著書も数多く出版されている野口ジュディ―津多江先生をお迎えし、英語科学論文を執筆する際のポイント、英語による科学発表時の準備方法などを解説して頂きました。

【プログラム】
1日目:「ESP(English for Specific Purpose)の概念とツールの紹介」
「論文のタイトル分析と自分の論文のタイトル作成」ほか
2日目:「グループでレシテーションの練習」
「自分の研究のサイエンスニュースを発表する」ほか
※詳細プログラムは、こちらから。

【講師】野口 ジュディ― 津多江 氏
ハワイ大学(化学専攻)卒業、テンプル大学大学院修士課程修了(外国語教育)、バーミンガム大学博士課程修了。博士(応用言語学)。武庫川女子大学薬学部教授(英語)を経て、2017年3月まで神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部長。現在は名誉教授。ESP(English for specific purposes)とJSP (Japanese for specific purposes) の研究、ESP教材開発、ESP教育を専門とする。
主な著書に『Judy先生の英語科学論文の書き方 増補改訂版 (共著:講談社サイエンティフィック)』、『Judy先生の耳から学ぶ科学英語』、『Judy先生の成功する理系英語プレゼンテーション』(共著:講談社サイエンティフィック)など多数。

参加者の声

  • 英語論文作成または発表をする時に、よく使うacademic phraseなどのcorpusについて学ぶことができ、研究者には実際的にすごく役に立つ講演でした。今から、学んだことを活用し、論文作成をしてみます!
  • 大勢の人前で英語で話す経験がなかったので、思った以上に舌が回らないなど課題がたくさん見つかって、海外の学会に行く前に受講できてよかったと思いました。
  • どれも実用的な情報で、すぐにでも使えるし、すぐに研究室の学生にアナウンスしたいと思っています。(実は明日に緊急セミナーをやろうとしています(笑))
  • これまで知らなかったコーパスツール活用法と文献管理法をご教授いただき、勉強になりました。今後の論文作成に役立てます。
  • Recitationなど練習できる場を提供することは大変良かった。授業中に紹介されたウェブサイトもとても役に立った。
  • データベースを活用した論文の書き方について系統的にわかりやすく説明していただき、とてもありがたかったです。

リンク

2017年度の様子