【日 時】 2019年7月30日(火)・7月31日(水) 12:00 ~ 13:30 【会 場】 東北大学理学研究科合同A棟 2階 第2・3共通講義室(204号室、205号室) 【対 象】 中学生・高校生、学部学生 ※大学院生や高校の先生方、保護者の方の参加も歓迎いたします。また、男女も問いません。 【ポスター】 詳細は、こちら(PDF)から 【参加者数】 1日目:72名、2日目:85名(保護者含む)
















文部科学省 科学技術人材育成費補助事業
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)
「杜の都女性研究者エンパワーメント推進事業(H28~H33)」
オープンキャンパスにて開催された本セミナーでは、理系学部への進学をめざす全国の中学生・高校生、学部学生に対して、東北大学の若手女性研究者と東北大学サイエンス・エンジェル(SA)が、講演を通じて理系分野での研究の面白さ、魅力を伝えました。またグループトークでは、医学・歯学・薬学や理学、工学など自然科学系の各部局に所属する東北大学サイエンス・エンジェルが、理系学部への進学に興味を持つ女子中高生の疑問・悩み・相談にお答えしました。
プログラム
7月30日(火)
12:00 ~ 12:45 女性研究者及び東北大学サイエンス・エンジェルによる講演
「国産旅客機開発の最前線と航空宇宙流体」焼野 藍子(流体科学研究所 助教)
「手術の痛みをとる -麻酔科と工学部で新たな超音波画像装置を- 」大西 詠子(医学系研究科 助教)
「未知にあふれるミジンコ研究 -フィールドワークから彼女たちの生き方を知る- 」丸岡 奈津美(生命科学研究科 博士課程後期1年)
12:45 ~ 13:30 SAとの進路に関するグループトーク
7月31日(水)
12:00 ~ 12:45 女性研究者及び東北大学サイエンス・エンジェルによる講演
「災害に負けないこころを作る」奥山 純子(災害科学国際研究所 助教)
「生命現象を原子スケールで理解する」佐藤 優花里(生命科学研究科 助教)
「「好きなこと」から進路を発見! ~工学部で化学を学ぶ面白さ~ 」新井 しおり(工学研究科 博士課程前期2年)
12:45 ~ 13:30 SAとの進路に関するグループトーク
参加SAの声
- 大学でどんな勉強をしているのか、どんな研究をしているのか、ということに興味を持ってくれた高校生がいて嬉しかった。
- 勉強方法や進路選択に悩んでいる高校生にアドバイスすることを通して、自分自身が同じような悩みを抱えていた頃のことや今の進路を選んだ時の気持ちを思い出し、自分が選んだ道である今の研究を頑張ろうという気持ちになりました。また、他のSAや講演者の先生方の話を聞いて、色々な進路選択や研究があることを知ることができ、視野が広がりました。
- 「これまで女子校にいて、大学で男の人が多くなって、戸惑わなかったですか?」と真剣な顔で質問してくれた高校生がいらっしゃいました。回答者が女性だからこそ答えられる質問も多くあると思います。また、「理学部と農学部で迷ってる」という方がほんとに多くて、いろんな分野の回答者がいるこの企画は、意味のあるものだと感じます。
- 進路に迷っていた高校生が満足して帰っている様子を見れてよかったです。
- 展示物や高校生との対話を通して、東北大の良さを再認識しました。他学部との比較では、理系分野の多様なアプローチを知り、改めて理系の面白さを感じました。
- 高校生が大学生に聞きたいことは学部・学科でどんな違いがあって自分の興味はどの学科で活かせるのかというところでした。そのために自分の専門分野だけでなく他の分野とどんな違いがあるのかについて詳しくならなくてはと気づかされました。
- 女性研究員の方々の講演会では、研究内容だけでなく経歴や進路選択の話までお話しいただき、自分自身にとっても有意義な時間になった。
- 高校生らに様々な角度から質問をすること、周囲のSAと連携することなどを通して、対話している人の一番知りたがっている疑問を引き出し、適切な答えを用意する力が向上したと感じました。
- 高校生に進路選択について提案する際、自分の過去のことを振り返ったり、他研究科のSAの話を聞いたりできたので、以前よりも幅広く多様な視点から進路選択について考えることができた。高校生たちにとって、大学受験は大きな分岐点で、悩んでしまうかもしれないが、その選択の一助となっていれば嬉しい。将来は教員として、この経験を活かしていきたい。
参加者の声
- 先生のお話から、旅客機や流体に興味を持ちたいと思いました。自分がなりたいと思うものだけでなく、視野を広げてみたいと思いました。
- 格好良い人に憧れて、なりたいと思ってなれた先生はすごいと思いました。麻酔がどのような仕組みで行われているのか知れて興味がわきました。
- 今まで、ミジンコに視点を置いたことはなかったけれど、ただ素通りしていた事も学ぶと深いんだなと考えることができた。
- 「きちんと人を助ける」ために色々学ばれて努力されていることに感銘を受けました。
- 微生物1つをとっても、いろいろなとらえ方があると分かってよかった。
- 進路に迷っていても興味から入ればそんなに問題ないということが参考になりました。微粒子も面白いと思いました。
- 理学と工学、様々な考え方の違いが分かって良かった。
- 自分も理系科目が苦手なのに理系を目指そうとしているので、同じような方のお話を聞くことで勇気づけられました。
- まだ進路がしっかり決まっていないので、一カ所に色々な学部の説明がまとまっていて良かった。
- 大学や塾選びの参考になった。多くの人の意見が聴けた。
- 研究内容や、学校生活など、聞きたかったことを聞くことができ、とても良かったです。
- 入試のことや、それぞれの学部について、たくさん聞けたので良かったです。
- 自分の調べたいことに集中して取り組めて、人間関係も良いという素晴らしい環境だと思った。
- 知らないことをたくさん教えていただき、嬉しかったです。
リンク
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