【日 時】 2019年11月9日(土) 10:00 ~ 14:30 【会 場】 建築CLTモデル実証棟及び研究室(医工学研究科 金井・荒川研究室、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター) 【参加者数】 高校1年生 15名、引率教員 2名、SA 5名
















科学技術に対する理解を深め、理科への興味・関心を高めることにより、将来の科学技術の進展に対応する能力の育成や理系分野の進路選択の幅を広げることを目的とした「西高リケジョプロジェクト」の一環として、山形西高校1年次生15名と引率教員2名が本学に来校しました。5名のサイエンス・エンジェルがそれぞれの研究内容や進路選択についてのショートプレゼンテーションを行った後、グループトークを行い、詳しい研究内容や入試制度・大学入試についてや、大学生活などについてより密な質疑応答を行いました。また、前田匡樹教授(建築・社会環境工学科)による建築CLTモデル実証棟についての説明や、サイエンス・エンジェルが所属する医工学研究科 金井・荒川研究室の見学、田中香津生助教(サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 測定器研究部)の案内によるサイクロトロン・ラジオアイソトープセンターの見学を通じ、参加した高校生に向けて研究生活の様子や本学の研究環境について伝えました。
参加した高校生の声
- 大学に入ることがゴールではなく、自分のなりたい大人になることがゴールであり、大学での学びはその力になる。大学に入りたいという気持ちが強まったので、これからも勉強を頑張りたい。
- 「自分に妥協してしまうと、その後、後悔する!」という言葉が心に残った。勉強でも部活でも自分に妥協せずに取り組んでいきたい。
- 研究だけでなく、イベントなどもあり、とても楽しそうだと思った。周りと協力しながら、一人ひとり専門的な研究をしていて、面白くて楽しそうなところだと感じた。
- 自分の得意なことや好きなことを見つけて活かしていくことが大切だと思った。大学は、自分の興味があることを探求できる楽しいところだと感じた。
- 話を聞いて、どの学部でどのようなことを学ぶのか、どんな研究をしているのかを知ることができてよかった。今日の話を、これからの進路選択の際に生かしていこうと思った。自分の視野が広がって、とてもよい経験だった。
参加SAの声
- 駅伝大会にぶつかったのは(イベントへのワクワクも含め)良かったのかなと思います。プレゼンテーション能力の向上、研究内容を伝えやすくする言葉のチョイスを習得しました。
- 活動を通し、東北大学の研究分野の幅広さ・レベルの高さを改めて感じました。内部の者でも把握しきれない高度で広い研究分野を、高校生が自分だけで調べて志望するのは難しいと思いました。今回プレゼンした内容に加えて、やりたいことを実際にできる場所の探し方、アプローチの仕方もお話できたらよかったです。自分の原点を見直す良い活動となりました。また、母校の生徒と話す貴重な機会を得、自分がSAになった目的を果たせました。
- 高校生が何を知りたいか、何を伝えれば高校生のためになるのかを考え、高校生に楽しんで聞いてもらえるようなプレゼン作りを心がけました。普段、多分野の方に向けて研究発表をする機会もあるので、良い練習の機会になりました。他のSAの皆さんや見学させていただいた研究室の皆さんからも良い刺激を受け、私自身のモチベーションにもつながりました。
- 活動を通して、高校生に研究の楽しさを理解してもらうことがやりがいに繋がりました。私自身も高校生とお話をして見つめ直す部分が多かったです。薬学部の出身ではありますが、薬学部の知識や考え方をお伝えすることが出来なかったので更に勉強していかなければならないと思いました。研究に対するポジティブな考え方を高校生にお伝えしようと思います。
- 高校生に伝えたいことはたくさんあるが、成功体験だけではなく、進路選択や研究についての失敗からどのような教訓を得て生かしているかといったことも伝えられればいいと思った。私の話を聞いて高校生が「こんな数学があるんだ~!」と覚えていてくれたら嬉しい。おしゃれな木造の建物の中に入ったり、普段だったら入れないような研究室やサイクロトロンセンターを見学できて私たちSAにとっても貴重な機会となったと思う。
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