【報告】出張セミナー 宮城県宮城第一高等学校(2019/11/21開催)

【日  時】 2019年11月21日(木) 14:20 ~ 16:00
【会  場】 宮城県宮城第一高等学校
【参加者数】 高校1年生 80名、SA 6名

「ミヤイチ☆キャンパスI」において、理数科1年生(80名)を対象に6名のサイエンス・エンジェルがそれぞれの研究内容や進路選択についてのショートプレゼンテーションを行いました。その後、3グループに分かれてグループトークを行い、詳しい研究内容や研究科ごとの入試制度・大学生活などについて質疑応答を行い、生徒の進学意識、学習への意欲をより高める契機を提供しました。

参加した高校生の声

  • 今回のお話を伺って、特に印象に残っているのは「自分の好きという気持ちを大切にすること」ということです。将来を考えるとき、こっちの方がいい、あれは無理だと、楽な方を選びがちになってしまいます。でも、自分の気持ちに正直に一生懸命やることで、後悔しない、自分も成長する生き方になるのかなと思いました。研究については、化学の視点から生命、創薬のことを考え、新しい技術を生み出そうとしている点にすごく興味を持ちました。大学での生活についても知ることができとても良かったです。
  • 大学進学までに研究内容や分野を決定する必要があると思っていましたが、入学後の勉強を経て決定していっても良いということを知り、少し安心しました。
  • 今、少し躓いたりして不安になってたりしてたので、そのような時期にサイエンス・エンジェルの方々のお話を聞けて、「まだ間に合う、今からでも頑張れる」という自信を持つことができました。
  • 今回は沢山の貴重なお話を聞けてとても勉強になった。私自身も進路がしっかりとは決まっていなかったので、「進路が決まらないなら、決まらないなりにイメージのしやすい学部を選ぶと良い」という言葉を聞いて、決意を固めることができた。アドバイス通り、自分の勉強スタイルを見つけて効率の良い勉強をしていきたい。
  • 農学部でも薬の研究ができることを初めて知りました。医療系の仕事に就きたいと思い、進学先は医学部や薬学部など、特定の学部しか考えていませんでしたが、視野を広げ情報を集め、じっくりと進学先を決めたいと思いました。とりあえずは、行きたい学部がどこになっても進学できるよう、勉強を頑張りたいと思います。
  • 私はもとから工学系に興味があったので、より現在の進路に対して興味を持つことができた。また、サイエンス・エンジェルの方々から実際の受験勉強の仕方や、アドバイスを頂くことができたので、これからの生活の参考にしていきたいと思う。
  • 大学生活のことから専門的な研究まで、調べるだけではわからないような様々なことを学べ、とても為になった。
  • 今回の講義を聞いて、研究や科学の楽しさが分かり、自ら自由研究をしてみたくなった。高校での勉強は、満遍なくコツコツと積み上げていくことが大切だと感じたので、1年生のうちから少しずつでも勉強していこうと思った。
  • 将来どんな道に進みたいかは、様々な経験を経て変わっていく可能性もあるため、自ら色々な分野に触れて経験をすることも大事だと思いました。お話を聞くと、自分もここで勉強がしたいという気持ちがますます高まり、もっと勉強ができるようになりたい、もっともっと努力しなければいけない、と思いました。これを機により学力を身に付けられるよう、全力で励んでいきます。
  • 自分の可能性を自分で狭めない、という言葉がとても心に残った。お話ししてもらった、大学を選ぶ基準を参考にして、これからの進路を考えてみたいと思う。
  • 進路がまだ曖昧で、このまま勉強を進めていっていいのか不安でした。しかし、サイエンス・エンジェルの方々からのお話を聞き、もっと視野を広げていく大切さに気付きました。せっかく宮一の近くに東北大学があるので、いっぱい足を運び、色んな分野のことについて学びたいと思います。

参加SAの声

  • 「研究内容の見つけ方」や「希望学部へ進学するために必要な能力」についての質問があり、高校生の皆さんが進路先をすでに見据えていることに驚きました。分野融合が進んでいる中で、特定の進路先を見つけるのは難しいと思いますが、自分が好きなことに向き合って進路先を決めてほしいと思いました。
  • 世代が違うこれから未来がある高校生たちの価値観や考え方が分かりました。また、年齢も比較的に近く、私達もこれから進路選択をしていく同じ立場であり、人生の先輩でありながらも近い存在として見られてるということが分かりました。
  • 前年の反省および事前準備を生かし、いかに高校生が知りたいことに答えるかを意識しました。高度な質問が多く、それに対しわかりやすく回答できたか不安も残ったため、研究内容に関しても掘り下げ、わかりやすく伝えるということも事前に考えておく必要があると思いました。高校生と話す貴重な機会であり、去年に引き続き今年も楽しく講演を行うことができました。高校一年生のキラキラした表情はとても印象的です。
  • 講演の後、農学部でも薬を研究していることを初めて知り農学部に興味を持ったと言ってくれた生徒がいて、講演が高校生の視野を広げるきっかけなったことを嬉しく思いました。課題研究のテーマの見つけ方などの質問もあり、普段は意識することのない視点から研究を考えることができました。また、宮一の先生方の生徒に対する思いや努力も垣間見ることができ、改めて母校を誇りに思いました。
  • 高校生がどういう情報を欲しがっているのかなどを直前に二瓶先生との打ち合わせなどから知ることができた。他にも自分が高校生の頃だった時と違い高校1年生の時点から研究についてなど聞く子がちらほらおり、また発表に対してメモを取りしっかりと話を聞く子が多かった印象であった。仙台の高校に行くのは初めてで今後のオープンキャンパスなどにも活かせそうな体験ができた。

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